全国旅行支援の条件 出張やビジネスは使える?泊数や金額、ワクチン接種の回数などの条件を解説

全国旅行支援は新たなGoToトラベルキャンペーンで旅行需要を喚起するキャンペーンです。

利用条件や割引率がGoToトラベルキャンペーンや県民割とは異なりますので、事前に確認が必要です。

全国旅行支援は個人需要を喚起するキャンペーンですが、出張や研修などのビジネス利用では使えるのでしょうか?

また、利用回数や泊数制限、最低利用金額があるかどうかも事前に確認しておきましょう。

利用に必須な新型コロナウィルスのワクチン接種の条件についても解説します。

 

全国旅行支援の割引

2023年の全国旅行支援では、割引率を現在の「40%」から「20%」に引き下げます。
また、平日に配布する地域クーポンについても 1 人 1 泊最大 2 千円分に変更されます。
年末年始は支援対象外とし、開始時期は新型コロナウイルスの感染状況を見極めて判断されます。

割引については、以下になります。

 

2022年12月27日まで 2023年1月10日以降
割引率 40% 20%
割引上限 宿泊のみ:5,000円/泊
ツアー:8,000円/泊
宿泊のみ:3,000円/泊
ツアー:5,000円/泊
クーポン 平日:3,000円
土日:1,000円
※紙 or 電子クーポン
平日:2,000円
土日:1,000円
※原則電子クーポン

 

交通付(鉄道、バス、フライト付き)か宿泊のみかで割引上限額が異なり、交通付プランは上限 5 千円、宿泊や日帰りプランは上限 3 千円になります。今まで通り交通付プランのほうが割引額が高く設定されてます。

平日分散目的の、地域クーポンは、平日の場合は、1 人 1 泊あたり 2 千円分と千円分減額になりますが、休日の場合は 1 人 1 泊あたり 1 千円分と変わりません。

旅行対象期間

2023年1月10日~2023年3月31日(4/1チェックアウト)まで

 

平日と休日の違いとは?

・宿泊旅行の場合:「宿泊日とその翌日が、共に休日(土曜・日曜・祝日)」の場合、その宿泊は『休日』として扱います。それ以外の場合は、『平日』として扱います。
・日帰り旅行の場合:「ご旅行が、土曜・日曜・祝日」の場合、『休日』として扱います。それ以外の場合は、『平日』として扱います。

2023年3月31日までは土曜日のみ休日扱いになります。

 

子供や添い寝の乳幼児は全国旅行支援の割引対象?

小学生以下の子供やベッドを利用しない乳幼児も対象になります。
子供や幼児も1名としてカウントして割引額を算出します。

(大人2名+乳幼児でご予約の場合の計算例)
旅行代金:2泊3日で80,000円(大人1人1泊 20,000円、乳幼児 0円)
80,000×20%=16,000円

⇒割引額は上限額の12,000円が適用

子供や乳幼児も地域クーポンの配布対象となります。
料金が発生しない子供や幼児も1名としてカウントされるので、平日:2,000 円、休日:1,000 円の地域クーポンがもらえます。

 

居住地の条件

居住地および現住所が日本国内であることが条件です。
日本国籍、外国籍に関わらず外国在住の方は対象外です。

 

全国旅行支援の利用回数や泊数の制限は?

泊数の制限

全国旅行支援の割引の対象になるのは、1回の旅行あたり7泊分までになります。

利用回数の制限はないので、何度でも使えます。

期間中であれば、何回でも利用できるので、いろいろな旅行先で活用ください。

ただし、予算に達するまでという条件がありますので予算が上限になれば泊数の制限や全国旅行支援の新規利用もなくなる可能性がありますので早めに計画をするのがおススメです。

 

最低利用金額

全国旅行支援には最低利用金額の条件が設定されております。

全国旅行支援には、割引率最大20%、お土産等で使えるクーポン券が1泊あたり 最大 2 ,000円(平日:2,000 円、休日:1,000 円)がもらえることもあり、割引とクーポン券の合計額が旅行代金を上回ることができません。最低利用金額を下回る場合は割引されませんのでご注意ください。

 

全国旅行支援は出張や研修のビジネス利用でも使える?

GoToトラベルキャンペーンは、ビジネス出張を目的とする旅行商品について「利用を極力制限」するべく、GoToトラベルの割引対象外とする等の利用制限の措置を講じていました。

当初利用できていたビジネス出張を後から制限をした経緯がありま、既存の予約分については GoToトラベルの割引対象として、2020年 11 月 6 日の予約販売分より割引対象外としました。

全国旅行支援は各自治体が判断するものなので都道府県ごとに違いがありますが、ビジネス出張を利用可能と明言している県もあります。

例えば、大分県では、修学旅行などの教育旅行も対象にしているので、全国旅行支援は幅広く利用できるようです。

 

新幹線や航空券のみの交通機関だけは対象外

出張の際は、旅程の変更ができる新幹線や航空券をJRや航空会社経由で購入する機会が多いと思いますが、交通機関のみの購入は全国旅行支援の対象になりません。

旅行会社を経由せず、自身で交通手段を用意して旅行に行く場合は注意が必要です。

全国旅行支援の割引の対象は、国内宿泊、国内ツアー(航空券+宿)です。

出張はホテル直接や予約サイトで予約をした場合には対象になるので、宿泊代金のみが全国旅行支援の割引対象となります。

楽天トラベルやじゃらんなどの大手オンライン予約サイトには、ダイナミックパッケージといわれる、旅行の工程やホテルを自由に選べるツアーがあります。

ダイナミックパッケージは旅行者が飛行機や新幹線などの便とホテルを自由に選んで組み合わせられるツアーです。
予約時点の料金で販売されているため、日によって料金は変動します。

ダイナミックパッケージでは宿泊がセットになっていますが、実は旅程の一部だけの手配でも可能なのです。

ダイナミックパッケージの方は、飛行機もツアー料金になっており、単体で手配するよりも安く手配できるので絶対にお得です。
なかでも大手オンライン予約サイト楽天トラベルのダイナミックパッケージ「楽パック」やじゃらんのダイナミックパッケージ「じゃらんパック」がおすすめです。

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全国旅行支援の割引を最大限に活用 ダイナミックパッケージがおススメな理由

クオカードなどの換金性の高い金券類をプラン内容に含む旅行商品は割引対象外と全国旅行支援の制度で定められています。
該当するプランをの予は割引対象外となります。

 

ワクチン接種の条件

 

全国旅行支援の適用には本人確認書類、3回ワクチン接種証明またはPCR検査の陰性証明が条件です。

全国旅行支援、各自治体が判断していることもあり、適用条件にばらつきがあります。
新型コロナウイルスのワクチン接種回数は、ほとんどの自治体は「3回接種またはPCR検査などの陰性証明」としていますが、一部自治体では、「県民は2回接種」としているケースもあります。

ワクチン接種の条件を県民とその他の県で分けている自治体には以下のような県があります。

宮城県
みやぎ宿泊割キャンペーン

県民:2回接種から14日以上
他県民:3回接種

福島県
福島県「来て。」割

県民:2回接種
他県民:3回接種

新潟県
使っ得!にいがた旅割キャンペーン

県民:2回接種から14日以上
他県民:3回接種

山梨県
やまなしグリーン・ゾーン旅割

県民:2回接種から14日以上
他県民:3回接種

島根県
しまね旅キャンペーン

県民:2回接種
他県民:3回接種

山口県
旅々やまぐち割プラス

県民:2回接種
他県民:3回接種

 

ワクチン接種の証明書

ワクチン接種の証明書をいつ提示するかは、旅行形態により異なります。

・宿泊のみの場合・・・ホテルや旅館のチェックイン時に提示
・交通&宿泊を含むツアーの場合・・・ツアー開始時または宿泊先のチェックイン時
・日帰りツアー・・・旅行会社予約時もしくは参加当日

参加するツアーのスタイルや、旅行会社、ネット上での旅行会社予約は、それぞれの旅行会社で提示するタイミングが異なる場合があります。

チェックイン時に提示ができなかったり不備があった場合には全国旅行支援の割引の適用ができませんのでご注意ください。

予防接種済証の原本を撮影した画像やコピー、そのほか電子的なワクチン接種証明書を提示してもOKとされています。

接種済証明、陰性証明とともに、身分証明書の提示も必要になります。

ワクチン接種の証明書は予防接種済証、接種記録書か新型コロナワクチン接種証明書アプリで証明できます。
・新型コロナウイルスワクチン予防接種済証
・新型コロナウイルスワクチン接種記録書
・新型コロナウイルスワクチン接種証明書

ワクチン予防接種済証

 

ワクチン接種記録書

新型コロナワクチン接種証明書アプリ

 

接種済証明書は以下の条件が整っていなければなりません。
・3回目の接種日から14日以上経過していること(数日間に渡る旅行や宿泊の場合は、旅行もしくは宿泊の初日が基準)
・3回分のワクチンシールが貼られていること(予防接種済証または接種記録書の場合)
・本人であること(身分証明書で確認)

 

ワクチン接種の証明書は子供は必要?

子どもや乳幼児のワクチン接種済証明や陰性証明書は必要なのでしょうか?
4月1日からの県民割では同居する親や成人の同居家族の監護者が同伴する場合には、接種証明も陰性証明書も必要ありません。

同居する親等の監護者(割引対象となるワクチン接種歴または検査結果を所持している)が同伴することを条件に12歳未満はワクチン接種済証明書および陰性の検査結果は不要となっています。

12 歳未満の児童は大人と同行する家族旅行では、ワクチン接種証明も、陰性証明書も不要になります。

 

ワクチン接種の条件に該当しない場合には陰性証明で代用可

陰性証明には以下の2種類があります。

①確認日から3日以内のPCR検査および抗原定量検査の検査結果

②確認日から1日以内(旅行の前日または当日)の抗原定性検査の検査結果

PCR検査などの新型コロナウィルスの検査はすべて自己負担となります。
最近は無料の検査場も増えているので、お近くの無料接種場を探してみることをおすすめします。

新型コロナウィルスの陰性証明書には、検査の種類によって有効期限が異なります。

PCR検査および抗原定量検査・・・3日間(検体採取日+3日)
抗原定性検査・・・1日間(検査日+1日)

抗原定性検査の場合は、出発当日に検査を受け陰性証明書が出れば1泊2日は可能ですが、当日陰性証明が出ない場合は日帰りのみと言う厳しい条件になっています。

検査結果通知書は『①受検者氏名 ②検査結果 ③検査方法 ④検査所名 ⑤検体採取日 ⑥検査管理者氏名 ⑦有効期限』の記載が必要です。

 

全国旅行支援の予約方法

全国旅行支援が適用である旨の表記がある商品を、旅行者が旅行会社(JTBやHISなど)、旅行予約サイト(楽天トラベルやじゃらん一休など)、宿泊施設(旅館、ホテル)などから直接申し込みます。
申し込み方法は電話、窓口、ホームページなどで予約できます。

楽天やじゃらんでは、航空券付きの旅行や日帰り旅行などの豊富な旅行商品を扱っています。
予約サイトによっても、旅行代金は大きく変わりますので、最大限に割引を受けて豪華な旅行にするのがおすすめです。

 

  • 楽天トラベル
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    ■楽天トラベルを利用するメリット

    日本国内のホテル・旅館・ペンションなどの宿泊施設予約を軸に、高速バスチケットの販売、国内航空会社各サイトの仲介、国際線航空券の販売、また、「楽パック」と呼ばれる国内旅行のダイナミックパッケージと海外旅行のツアー・ダイナミックパッケージを扱っています。

    楽天スーパーセールなどで発行されるクーポンが多かったり、ポイントupプランが多いので、タイミングによっては思わず安く予約できるのが楽天トラベル。

    楽天のポイントはいろいろなキャンペーンを利用することで、もらえるポイント増やせることがメリットです。

  • JTB
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    ■JTBを利用するメリット

    誰もが知っている日本でナンバーワンの旅行会社。

    高級旅館・ホテルから、 お得なシティホテルなど24時間オンライン予約可能です。
    ホテルからの在庫が特別枠をもらっていることもあり、他の予約サイトで予約できない時もJTBなら空いていることもあります。
    るるぶトラベルプラン、JRや航空券(JAL,ANA)などの交通と宿泊がセットになったプランが人気です。
    割引クーポンやタイムセールプランもあるのでタイミングによってはお得に予約できます。

    JTB
  • じゃらん
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    ■じゃらんを利用するメリット

    国内旅行の分野では、楽天が運営する楽天トラベルなどと共に、代表的な旅行予約ウェブサイトの一つです。

    じゃらんはキャンペーンの数が他のサイトより多いのが特徴。
    ホテルとしてはキャンペーンが多いと料金も安く出さないといけないので、他のサイトよりも安くなりがちです。
    宿泊予約をすると2パーセントがPontaポイントとしてたまります。

  • Yahoo! トラベル
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    ■Yahooトラベルを利用するメリット

    インターネット検索大手のYahooの旅行サイトですが、Yahooが旅行商品を作っているわけではありません。
    実は「ホテル予約サイトごとの料金比較サイト」であり、複数の旅行会社の料金が比較できます。

    Yahoo!トラベルではTポイントがたまります。
    さらにYahoo!プレミアム会員/ソフトバンクスマホユーザーならヤフープランのポイントがいつでも5%以上溜まるので、あてはまるのであればポイント面での優遇は大きいです。
    クーポンやタイムセールも定期的に開催しているので、タイミングが合えばお得に利用できます。

  • 一休

    ■一休を利用するメリット

    宿泊施設を限定することで、その他の予約サイトとの差別化を図っており、利用者の信用度が高くヘビーユーザーが多いサイト。
    一休掲載のサイトは高級感あふれるホテルや旅館が多いです。

    一休のポイントは、ポイント還元率1%、事前カード決済で2%、一番のメリットはポイントを即時に利用できることです。
    他の宿泊サイトはチェックアウト後にポイント付与されるので、後日そのサイト内のサービスを利用しなければいけないのですが、一休ポイントは予約してもらえるポイントをその時点で使うことができるのです。

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