新型コロナの感染者数が落ちついてきている中で、GoToトラベル再開が期待されています。
現在は各県ごとに「県民割」を実施しています。
「県民割」は「GoToトラベル」の代替策として県内住民向けに自治体が実施しており、当初は都道府県内の旅行に限定していました。
4月1日からは全国を6ブロックに分けて、隣接県への旅行も対象とする「ブロック割」にしています。費用は実施する自治体に対し、国が費用を補助しています。
政府内では新たな観光割引案の調整が行われていますが、GoToトラベルの再開ではなく、県民割の対象を全国に拡大するということになりました。
県民割が全国に拡大されると居住地に関わらず全国の宿泊施設を利用できるようになります。
観光庁は、都道府県が実施する観光需要喚起策「県民割」について、現行のルールで9月30日まで期間延長し、10月11日から制度を変更し、全国を対象とした観光需要喚起策「全国旅行割(全国旅行支援)」を行うと発表しました。
では、GoToトラベルキャンペーン再開と何が違うのか、開始時期についてご紹介します。
GoToトラベルとの違いは?
もともと国としては、現在、休止中の観光支援策「GoToトラベル」の1人1泊当たり最大1万円の割引きに加え、平日は3000円分のクーポンが付与される形で再開される予定でした。
しかし、GoToトラベル再開ではなく「県民割」を全国に拡大させ「全国旅行支援」となります。
GoToトラベルと全国旅行支援の違いは何が違うのでしょうか?
現在の「県民割」は宿泊で5000円とクーポン2000円で、合計7000円。パッケージツアーの予約は対象外です。
「GoToトラベル」の場合は宿泊で1万円、クーポンも平日3000円で合計1万3000円でした。
「GoToトラベル」との違いては「県民割」は、ホテルでしか適用ができないのに対して、「GoToトラベル」は飛行機や新幹線とセットになったパッケージツアーも対象でした。
10月11日から全国に対象を広げる予定の「全国旅行支援」では、新幹線や航空機などの公共交通機関を使った旅行の場合、補助額の上限を今の1人1泊5千円から8千円に引き上げることになります。
2000円分のクーポン券は平日を3000円分に増やし、休日は1000円分に減らし、平日の利用を促して旅行客の分散を図ります。
全国拡大に伴い補助率を40%に引き下げる代わりに、公共交通機関での移動がセットの旅行商品は補助の上限を上げられます。
貸し切りバスなども対象に含める方針で、コロナ禍で移動時の密を避けようとマイカーで旅行に行く人が増えたため、経営が悪化する航空会社や鉄道会社からは需要喚起することを目的にしています。
現状最大7000円の補助額は最大で1人1日あたり1万1千円になります。
GoToトラベルと比べて割引率は低くなりますが、旅行を安くする方法として、楽天トラベルやじゃらんのクーポンを併用すれば、さらにお得になることもあります。
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全国旅行支援の開始はいつから?
現状の「県民割」に関しては、9月30日までの延長されます。
全国に拡大するタイミング10月11日からになります。
「県民割」を利用するには、ワクチン接種済証や陰性証明の提示が条件となっています。
「全国旅行割(全国旅行支援)」についても、同様の条件となると思われます。
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お得な旅行の予約方法
県民割やGoToトラベルの予約はオンライン予約サイトなどから予約できますが、楽天トラベルやじゃらんのクーポンを併用すれば、さらにお得になることもあります。
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10月開始の新たなGoTo全国旅行支援 あとから割引は適用できる??
予約は大手オンライン予約サイトから予約するのがおすすめです。
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楽天トラベル5
■楽天トラベルを利用するメリット
日本国内のホテル・旅館・ペンションなどの宿泊施設予約を軸に、高速バスチケットの販売、国内航空会社各サイトの仲介、国際線航空券の販売、また、「楽パック」と呼ばれる国内旅行のダイナミックパッケージと海外旅行のツアー・ダイナミックパッケージを扱っています。
楽天スーパーセールなどで発行されるクーポンが多かったり、ポイントupプランが多いので、タイミングによっては思わず安く予約できるのが楽天トラベル。
楽天のポイントはいろいろなキャンペーンを利用することで、もらえるポイント増やせることがメリットです。
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JTB5
■JTBを利用するメリット
誰もが知っている日本でナンバーワンの旅行会社。
高級旅館・ホテルから、 お得なシティホテルなど24時間オンライン予約可能です。
ホテルからの在庫が特別枠をもらっていることもあり、他の予約サイトで予約できない時もJTBなら空いていることもあります。
るるぶトラベルプラン、JRや航空券(JAL,ANA)などの交通と宿泊がセットになったプランが人気です。
割引クーポンやタイムセールプランもあるのでタイミングによってはお得に予約できます。 -
じゃらん5
■じゃらんを利用するメリット
国内旅行の分野では、楽天が運営する楽天トラベルなどと共に、代表的な旅行予約ウェブサイトの一つです。
じゃらんはキャンペーンの数が他のサイトより多いのが特徴。
ホテルとしてはキャンペーンが多いと料金も安く出さないといけないので、他のサイトよりも安くなりがちです。
宿泊予約をすると2パーセントがPontaポイントとしてたまります。 -
Yahoo! トラベル5
■Yahooトラベルを利用するメリット
インターネット検索大手のYahooの旅行サイトですが、Yahooが旅行商品を作っているわけではありません。
実は「ホテル予約サイトごとの料金比較サイト」であり、複数の旅行会社の料金が比較できます。Yahoo!トラベルではTポイントがたまります。
さらにYahoo!プレミアム会員/ソフトバンクスマホユーザーならヤフープランのポイントがいつでも5%以上溜まるので、あてはまるのであればポイント面での優遇は大きいです。
クーポンやタイムセールも定期的に開催しているので、タイミングが合えばお得に利用できます。 -
一休
■一休を利用するメリット
宿泊施設を限定することで、その他の予約サイトとの差別化を図っており、利用者の信用度が高くヘビーユーザーが多いサイト。
一休掲載のサイトは高級感あふれるホテルや旅館が多いです。一休のポイントは、ポイント還元率1%、事前カード決済で2%、一番のメリットはポイントを即時に利用できることです。
他の宿泊サイトはチェックアウト後にポイント付与されるので、後日そのサイト内のサービスを利用しなければいけないのですが、一休ポイントは予約してもらえるポイントをその時点で使うことができるのです。