2022年に実施された全国旅行支援ですが、年明け以降も割引率を引き下げて実施すると観光庁は発表しました。
2023 年の全国旅行支援の開始日は、混雑が予想される年末年始を避けて実施されますが、1 月 10 日から実施されます。
現在、割引率は旅行代金の40%となっていますが、年明け以降は20%に、割引の上限額は交通費込みで1泊あたり8000円のところ、5000円に引き下げられます。また、配布される地域クーポンの額も引き下げられます。
2023年の全国旅行支援について、割引内容と予約開始についてご紹介します。
2023年の全国旅行支援の内容とは
新しい2023年の全国旅行支援では、割引率を現在の「40%」から「20%」に引き下げます。
また、平日に配布する地域クーポンについても 1 人 1 泊最大 2 千円分に変更されます。
年末年始は支援対象外とし、開始時期は新型コロナウイルスの感染状況を見極めて判断されます。
割引については、以下になります。
2022年12月27日まで | 2023年1月10日以降 | |
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割引率 | 40% | 20% |
割引上限 | 宿泊のみ:5,000円/泊 ツアー:8,000円/泊 |
宿泊のみ:3,000円/泊 ツアー:5,000円/泊 |
クーポン | 平日:3,000円 土日:1,000円 ※紙 or 電子クーポン |
平日:2,000円 土日:1,000円 ※原則電子クーポン |
交通付(鉄道、バス、フライト付き)か宿泊のみかで割引上限額が異なり、交通付プランは上限 5 千円、宿泊や日帰りプランは上限 3 千円になります。今まで通り交通付プランのほうが割引額が高く設定されてます。
平日分散目的の、地域クーポンは、平日の場合は、1 人 1 泊あたり 2 千円分と千円分減額になりますが、休日の場合は 1 人 1 泊あたり 1 千円分と変わりません。
地域クーポン券は原則、電子クーポンとなります。
2023年全国旅行支援のはいつから始まる?予約開始は?
コロナ禍で減少傾向にあった遠方への旅行も増えていて、北海道や沖縄への旅行も前の年より増加しています。
12月23日から1月3日までの期間に1泊以上の旅行をする人は、のべ2115万人と予測しています。
国内旅行は前の年よりも16.7%多い2100万人で、感染拡大前である3年前の71.8%まで回復する見通しです。
このことから、年明けの1月3連休後の1月10日からの2023年の全国旅行支援は開始になります。
なお、終了日時は明確にされておらず、対象期間は「これまでに措置した予算の範囲内で都道府県にて設定」となっており、予算がなくなり次第順次終了となる予定です。
人気の県や東京や大阪などの人口の多い県は、人が多く集まることから予算は早急になくなる可能性があります。
予約開始についても明言はされていませんが、開始日となる1月10日から、予約サイトごとに順次開始されるでしょう。
年明け早々ということで、旅行会社の準備も間に合わないケースもあるかもしれません。
10月からの全国旅行支援も開始日はバラバラだったので、開始日については都道府県・旅行会社ごと順次となります。
2023年の全国旅行支援はあとから割引できるか?
10月に開始した全国旅行支援は、楽天トラベルやじゃらんなどの大手の旅行会社は後から割引が可能でした。
2023年の旅行分は、既存予約は対象外となる見込みとのことですので、予約開始日以降の予約分しか適用になりません。
全国旅行支援開始後は、旅行代金も高くなることから、後から割引のメリットを受けることができなくなります。
あとから割引のメリットは、
①早めの予約で希望の日程、ホテルで予約ができる
②稼働の低い時期に予約をすることで、旅行代金を安く抑えることができる
開始後は旅行代金は割引になりますが、旅行代金自体が上がっており、全国旅行支援の恩恵をあまり感じることがなくなるかもしれません。
予定が決まっている場合には、キャンセル料が発生する期間を確認しておき開始前に予約をしておいてもいいと思います。
終了日がわからない以上いつまでの予約が対象かはまだ不明ですが、山形県と沖縄県は、3/31宿泊分までの実施を発表していることもあり、2023年3月末までは早いもの勝ちで予算がなくなるまでは実施されるでしょう。
おすすめの予約サイト
インターネット予約サイト最大手は楽天トラベルですが、高級宿で厳選された予約サイトは一休.comもあります。
オンライン予約サイトの宿泊プランはたくさんあるので、いろいろ探してみましょう
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楽天トラベル5
■楽天トラベルを利用するメリット
日本国内のホテル・旅館・ペンションなどの宿泊施設予約を軸に、高速バスチケットの販売、国内航空会社各サイトの仲介、国際線航空券の販売、また、「楽パック」と呼ばれる国内旅行のダイナミックパッケージと海外旅行のツアー・ダイナミックパッケージを扱っています。
楽天スーパーセールなどで発行されるクーポンが多かったり、ポイントupプランが多いので、タイミングによっては思わず安く予約できるのが楽天トラベル。
楽天のポイントはいろいろなキャンペーンを利用することで、もらえるポイント増やせることがメリットです。
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JTB5
■JTBを利用するメリット
誰もが知っている日本でナンバーワンの旅行会社。
高級旅館・ホテルから、 お得なシティホテルなど24時間オンライン予約可能です。
ホテルからの在庫が特別枠をもらっていることもあり、他の予約サイトで予約できない時もJTBなら空いていることもあります。
るるぶトラベルプラン、JRや航空券(JAL,ANA)などの交通と宿泊がセットになったプランが人気です。
割引クーポンやタイムセールプランもあるのでタイミングによってはお得に予約できます。 -
じゃらん5
■じゃらんを利用するメリット
国内旅行の分野では、楽天が運営する楽天トラベルなどと共に、代表的な旅行予約ウェブサイトの一つです。
じゃらんはキャンペーンの数が他のサイトより多いのが特徴。
ホテルとしてはキャンペーンが多いと料金も安く出さないといけないので、他のサイトよりも安くなりがちです。
宿泊予約をすると2パーセントがPontaポイントとしてたまります。 -
Yahoo! トラベル5
■Yahooトラベルを利用するメリット
インターネット検索大手のYahooの旅行サイトですが、Yahooが旅行商品を作っているわけではありません。
実は「ホテル予約サイトごとの料金比較サイト」であり、複数の旅行会社の料金が比較できます。Yahoo!トラベルではTポイントがたまります。
さらにYahoo!プレミアム会員/ソフトバンクスマホユーザーならヤフープランのポイントがいつでも5%以上溜まるので、あてはまるのであればポイント面での優遇は大きいです。
クーポンやタイムセールも定期的に開催しているので、タイミングが合えばお得に利用できます。 -
一休
■一休を利用するメリット
宿泊施設を限定することで、その他の予約サイトとの差別化を図っており、利用者の信用度が高くヘビーユーザーが多いサイト。
一休掲載のサイトは高級感あふれるホテルや旅館が多いです。一休のポイントは、ポイント還元率1%、事前カード決済で2%、一番のメリットはポイントを即時に利用できることです。
他の宿泊サイトはチェックアウト後にポイント付与されるので、後日そのサイト内のサービスを利用しなければいけないのですが、一休ポイントは予約してもらえるポイントをその時点で使うことができるのです。